理学部化学科の科目群
1年生
1年次は基礎教育プログラムとなっており、大学教育がどのようなものかを体得しながら化学の基礎を学びます。とりわけ、分子の中の電子の運動を理解し、分子の構造や化学結合についてを現代化学の立場から理解する「分子と物質」は重要な科目です。また、「化学基礎セミナーII」から実験実習が始まります。1年次のうちからの実験実習により高い技術や思考力を身につけます。英語を始めとした基礎科目や他学部の教員が担当する関連科目を受講し、大学生として視野を広げることも大切です。
必修科目 | 化学基礎セミナーI |
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化学基礎セミナーII | |
分子と物質 | |
物質の変化 | |
基礎有機化学A、基礎有機化学B | |
基礎無機化学 | |
選択科目(化学科) | 生命科学入門 |
自然科学概論 | |
化学数学I | |
化学数学II | |
物理学I |
2年生
「物質・情報科学」、「合成化学」、「生命化学」、「一般科学」からなる専門コアプログラムを選択し、興味に合わせた本格的な化学の専門教育が始まります。また、「基礎化学実験」「無機分析化学実験」と本格的な実験実習が始まり、基礎的な実験技術や論理的思考力を身につけてゆきます。同時に就職支援授業「キャリアデザイン」を通じ将来の進路について真剣に考える機会を持ちます。
必修科目 | 基礎化学実験 |
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無機分析化学実験 | |
キャリアデザイン | |
選択必修科目(14単位以上を選択) | 物理化学I |
有機化学I | |
無機化学I | |
分析化学 | |
生化学 | |
エネルギー科学 | |
情報科学序論 | |
選択科目 | コンピュータ入門 |
物理学II | |
地圏環境 | |
生物学概論 | |
化学数学III生化学 | |
化学数学IV | |
物理学実験 | |
生物学実験 | |
地学実験 |
3年生
2年次からさらに発展させ、より本格的・専門的な化学の習得に励みます。各自の専門コアプログラムに合わせた多様な選択科目が用意されています。また、「物質取扱技術」や「バイオ技術」、「環境科学」など各種資格に直結した科目もあり、資格取得にチャレンジする良い機会となる学年でもあります。
必修科目 | 物理化学実験 |
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有機化学実験 | |
生化学実験 | |
選択科目 | 物理化学IIA |
物理化学IIB | |
物理化学III | |
量子化学 | |
有機化学IIA | |
有機化学IIB | |
高分子化学 | |
機能有機化学 | |
機器分析化学 | |
物質取扱技術 | |
結晶化学I | |
結晶化学II | |
錯体化学I | |
錯体化学II | |
分子生物学I | |
バイオ技術 | |
環境科学I | |
環境科学II | |
生体機能生化学 | |
情報科学I | |
情報科学II | |
外国書講読IA | |
外国書講読IB | |
外国書講読II | |
化学工学 | |
工業化学概論 | |
化学教育演習I | |
生活と化学物質I、生活と化学物質II |
4年生
研究室配属と卒業研究
4年次の1年間は卒業研究を行います。
各人が希望する専門に沿った11研究室に所属し、研究室ゼミナールでテーマを理解しながら実験技術を磨いて行きます。各人が獲得した実験結果や考えは中間報告会などで発表することにより、論理的なプレゼンテーション技術が向上します。このプレゼンテーション能力は就職活動に必要であるばかりでなく、社会人になったとき大変役に立っています。
各人が希望する専門に沿った11研究室に所属し、研究室ゼミナールでテーマを理解しながら実験技術を磨いて行きます。各人が獲得した実験結果や考えは中間報告会などで発表することにより、論理的なプレゼンテーション技術が向上します。このプレゼンテーション能力は就職活動に必要であるばかりでなく、社会人になったとき大変役に立っています。
教職科目
化学科のカリキュラムに加えて教職科目の単位を修めることで、中学教員免許・高等学校教員免許(いずれも理科)を取得できます。いずれの免許を取得したいかにより、選択する科目が異なります。
選択科目(1年) | 教育原理 |
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教職論 | |
教育心理学 | |
教育制度 | |
選択科目(2年) | 教育方法 |
教育史 | |
道徳教育指導論 | |
教育課程論 | |
特別活動論 | |
選択科目(3年) | 理科教育法I |
理科教育法II | |
理科教材研究I | |
理科教材研究II | |
教育相談 | |
教職総合演習 | |
介護等体験実習 | |
生化学実験 | |
選択科目(4年) | 教育実習I |
教育実習II | |
教職実践演習 |