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福祉協議会 奥野 真由さん


城西大学薬学部医療栄養学科(管理栄養士養成課程)12期卒業生の奥野真由さんをお迎えして撮影したインタビュー動画をご紹介します!3年次に参加したIPW実習は、奥野さんの中でも大きなきっかけとなった出来事であったということで、今回はIPW実習の魅力を語って頂きました。奥野さんは大学卒業後に大学院修士課程へ進学し、今は埼玉県福祉協議会でお仕事をされています。


当時から「興味・関心があることへは時間を割いてでも色々やってみたい」という思いがあったという奥野さん。実習への参加を悩んでいた時に背中を押してくれたのは、「これからの時代は管理栄養士が病院から飛び出していく時代」という先生の言葉だったそうです。学生と教員との距離が近く、悩んでいる時に親身に話を聞き背中を押してくれる先生が多いのは、医療栄養学科の特徴の1つだなと感じました。

実際に参加してみて印象に残ったエピソードを尋ねた際、奥野さんは「エピソードがたくさんありすぎて・・・」と語り始めました。異なる分野を学んできたメンバーと共に対象者さんと向き合う中で、対象者さんを捉える時に初めに注目する視点(医療、食事、生活)や現状の評価と考え方の違いに強い衝撃を受けたそうです。他にもインタビュー中では、チーム内でのすれ違いや葛藤を乗り越えて、唯一無二のケアプランを完成させたエピソードなどもお話して頂いています。奥野さんの話ぶりからIPW実習での経験のすべてが初めてで、刺激的な経験であったことが伝わってきました。ここでの経験の多くは、今の仕事にも活かされているそうです。


実習への参加がきっかけで在宅現場に興味が増した奥野さんは大学院へ進学し、在宅現場と管理栄養士に関するインタビュー調査を行っていました。その調査で出会った方々に誘われて、地域ボランティアやコミュニティ活動をする中で「管理栄養士としてではなく、もっと広い視点で様々な人たちと関わる仕事がしたい」と強く思った奥野さん。現在は、学生時代の経験やつながりを広げながら、福祉の世界で研修会の運営に関わり、たくさんの人々の生活を支える仕事に携わっています。温かい人々とのつながりを広げていけるのは、奥野さんの明るくひた向きに努力する奥野さんの人柄あってこそなんだと感じました。

このインタビューを通して知った、経験からの気づきや自分の中での変化を分析して学んだことを着実に自分の武器にしている奥野さんの生き方は同期としても尊敬するばかりです。一方で、私はこれまでの経験を活かせているのだろうかと自問自答する機会にもなりました。インタビューの最後には、奥野さんのこれからの野望と医療栄養学科の学生へのメッセージもお話し頂いています。奥野さんからのメッセージがたくさん詰まったインタビューになっていますので、在学生をはじめ卒業生やこれから大学生になる高校生の皆さんにも聞いて頂けたらと思います!

城西大学医療栄養学科卒業生インタビュー:12期卒業 奥野 真由さん「IPW実習体験談」
(約50分)

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