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進路紹介2020


2020年3月の卒業生に進路決定手記を書いていただきました。

民間企業

ナショナルソフトウェア株式会社/K.I.さん(東京紀尾井町キャンパス)

私はナショナルソフトウェア株式会社に内定を頂きました。就職活動を始めるにあたって就活ノートを作りました。このノートには自己分析や業界・職種について調べたことを書きます。ノートに書くことで自分が何をしたいのか、何を求めているのかを明確にしました。そして、調べるだけではなくインターンシップに行きましょう。実際にインターンシップに行き、会社を知る、事業内容を知ることが大切です。会社によってはインターンシップに行くことで早期選考を受けることが出来ます。4年生はゼミ、就職活動、教育実習などで忙しいと思います。早めの行動をして心に余裕を持ちましょう。もし就職活動に不安を感じるなら、自分だけで解決しようとせず、先生や就職課の担当者に相談をしてアドバイスをもらいましょう。充実した学生生活だったと思えるように1日1日を大切に過ごしていきましょう。

ムトーアイテックス株式会社/S.O.さん(坂戸キャンパス)

私はムトーアイテックス株式会社に入社します。就活を始めた頃は入社試験に合格することばかりを考えており、6月末には4つの企業から内定を頂いていました。ところがある日、就活の状況を親と話したとき、もっと自分の将来を考えた方がいいと言われました。私はこの時自分が内定を貰うことばかり考え、将来を見据えていないことに気づきました。それからは希望の仕事を長く続けられ、安定した収入を得られるかを考えるようになりました。7月から企業選びを一からやり直し、ICTの仕事を続けることができて技術を伸ばせると感じたこの会社に入社を決めました。これから就活をする人は内定の数に囚われず、入社後の自分の姿を想像して企業選びをして下さい。また、就活について両親や就職課の方と話すことをお勧めします。視野が広がりますし、大人の意見や体験談を就活に役立てられます。最後になりますが、明確な将来像を持っていれば自分に合う企業がきっと見つかるので頑張って下さい。

目黒信用金庫/M.K.さん(東京紀尾井町キャンパス)

私は目黒信用金庫に入行します。3年生のときに合同説明会に行き、興味を持った業界のインターンシップに行きました。そこで自分の軸を見つけ、就職活動では身近なものに携われて自分の長所を活かせると感じた金融業界とICT業界を主に受けることにしました。3年生の1月頃から就職活動を始めましたが、始めてから5月ぐらいまで面接が受からず、とても気持ちが落ち込んでいました。しかし、どんどん面接を受けていくことで段々慣れていき、大体何を聞かれるか分かってくるので、自分の言葉で徐々に上手く喋ることができるようになっていきました。そのおかげか、地元企業という自分の一番身近な場所にあり、自分の長所である追求心を活かせる今の会社に内定を頂くことができました。面接が苦手だと感じる人は、就職活動を始める前に面接試験のあるインターンシップを受けて、経験値を積んでいくことをオススメします。自分のペースで頑張ってください。

埼玉懸信用金庫/A.N.さん(坂戸キャンパス)

私は埼玉縣信用金庫に内定をいただきました。金融業界に進みたい、地元で働きたいと考えていたため、埼玉県内の信用金庫と地方銀行を中心に就職活動をしました。3年生の2月に大学で行われる企業説明会に参加したことをきっかけに、3月から本格的に就職活動を開始しました。就職活動が本格化する前から、自分が将来何をしたいか、どんな生活を目指すかなど、未来に対してのビジョンをできるだけ明確にするように考えていました。また大学生活を充実させるため、アルバイト、サークル、趣味の活動もしていました。これらは就職活動中のよい息抜きになり、何より自分が熱く語れることをつくるという就職活動の一部として有意義な時間でした。就職活動に集中することも大切です。しかし、勉強や遊びなどの大学生活は自分の基本です。自分が後悔しない生活を送れるように努力することが重要だと思います。

教員

埼玉県公立中学校/Y.K.さん(東京紀尾井町キャンパス)

私は埼玉県の教員採用試験に合格し、2020年度から中学校の教員として教壇に立ちます。私が大学生活で意識したことは多くの仲間と時間を共有すること、自己理解に努めることです。それに意識を向けたのは、教員にとって対人関係能力、自己分析、そして自分を発信する力が必要になるからです。実際に人物重視の傾向に変わりつつある教員採用試験でも必ず問われる力です。やればやるだけ身につく筆記試験の勉強とは異なり、これらの力はすぐに身につく力ではありません。そのため、自ら意識して生活し、自分なりの試行錯誤を繰り返しながら、有限である時間内で必要となる力を身につけてください。大学生活での時間は自分にとって本当に有益な時間となります。自分に自信を持ち、ここまでやってきた経験を活かして有意義な生活を送ってください。そして様々なことに挑戦し努力を続けてください。

公務員

埼玉県三郷市役所/T.I.さん(東京紀尾井町キャンパス)
私は三郷市役所の一般事務職員として採用内定を頂きました。大学で学んだ統計学の知識を、机上のものではなく実際に役立てたいと思ったことがきっかけです。大学3年の1月頃から試験対策に取り組み、6月からは民間企業の就職活動も並行して行いました。企業や自治体がどういう人材を求めているかという相手のニーズを把握し、自分がどうあるべきかを日々心掛けて生活してきました。また、進路に関しては一つのものに固執するのではなく、様々なものを調べたうえでの取捨選択が重要だと思います。自分にこの仕事は向いていないと始めから決めつけるのではなく、ホームページを調べたり、説明会に足を運んだり、行動に移すことが就職活動の始まりだと思います。失敗を失敗で終わらせるのではなく、成功までのプロセスだと前向きにとらえる思考力をもって就職活動に臨みましょう。
岩手県花巻市役所/T.H.さん(坂戸キャンパス)
私は元々教職志望でしたが、母親から勧められて市役所を受験しました。教採は不合格でしたが、市役所の試験は合格を頂きました。しかしどうしても教員になりたく、母親に相談したところ意見がぶつかり、言い合いになりました。考えてもいなかった市役所の職員に親の勧めでなることには抵抗がありましたし、教員になるための4年間の頑張りが無駄になってしまうようで、素直に喜べませんでした。しかし、教職課程センターや地域の方々とお話させて頂いた中で、貴重な経験ができるチャンスである、受かったのも何かのご縁である、時間を有効活用して自分の時間を作れる、この4年間の積み重ねが実になった等、前向きに考え直すことができ、市役所への就職を決断しました。この4年間を通して、情報を手に入れるネットワーク、目上の人とのコミュニケーション、様々な角度から物事を考える力が大切であることを学びました。これから就活をする学生の皆さんには、広い視野で能動的に活動して頂きたいと思っています。周りの変な空気や誘惑に惑わされず、自分の持つ信念を貫き、明るい未来が切り拓けることを切に願っています。

大学院進学

名古屋大学大学院多元数理科学研究科/K.E.さん(坂戸キャンパス)
まず進学しようと思い立った理由は、学部で学んだ以上に数学について深く知りたいと思ったからです。学歴ロンダリングを考え、もう少し遊びたいと思い進学する方には決してお勧めできません。次に院進学を決めたプロセスについてお話しします。まず授業や書店などで興味を持った内容を図書館などで調べました。そこで知らなかった分野や思わぬ繋がりに気付き興味が湧いてきます。そこから自然と分野が決まり、目指したい大学院や研究したいテーマが見えてきます。最後に勉強する上で心掛けて欲しいことを説明します。まず確実に言える事は、いつスタートするか、早ければ早いほど良いと言うことです。さらに思い立ったら大学の先生に聞くこと、大学院のホームページを閲覧して過去問を調べることなどすぐに行動に移すことが重要です。その結果、自分のレベルや必要な知識、時代の傾向などが見え、疑問に思う大切さや、学びの楽しさをより知れると思います。これから大変な道のりですが、皆さんの進路がより良い方向へ向かう事を切に願っています。